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今回は、平皿の作り方を書いてみたいと思います。
ミニチュアフードを始めて、早々に困るのがお皿。
フード部分は形がきちっとしていなくても、完成してくるといい感じになってきます。
むしろ、直線や円でなく、形もバラバラなほうが味があって、可愛かったりおいしそうだったりします。
逆にお皿はしっかり直線だったり丸い方が美しく見えるから難しい。
今回はもっとも基本的な形のお皿を、型を使って作っていきたいと思います。
それでは作っていきましょう!
準備するもの
- 材料
-
石粉粘土(私はプルミエを使用)
- アクリル絵の具
-
お皿の色や模様に合わせて
今回の例では黒
- 道具
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カフェプレート(ストライプ)立体型
スケール
紙やすり(#200~400くらい)
ウェットティッシュ
ベビーオイル
鉄砲串(竹製がおススメ)
両面テープ
ニス or レジン orトップコート
レジンを使うなら硬化ライト
ニス or レジン用の筆
色を塗るなら筆や水、パレット代わりのカットしたクリアファイル
作り方
今回は市販の型を使った作り方です。
クレイジュエリー立体型にはいろんな種類がありますが、平皿をつくる時にお勧めしたいのが「カフェプレート(ストライプ)」。
これの真ん中サイズが1/12サイズにちょうどいいのです。
小さいサイズも小皿として使いやすい。
まずはスケールで必要分の粘土を取っていきましょう。
今回使用する粘土は石粉粘土、固まるとしっかり硬くなり、ヤスリで削ることもできます。
私が使っているのはパジコ製のプルミエ。
こいつは乾いた時の色がとても良い白で、白い皿ならそのまま使えるレベル、おススメです。
小さい皿ならスケールのD、中くらいはE、大きい皿はGを用意しましょう。

計った粘土は型に入れる前にしっかり練ってやわらかく(+温かく)しておくと、きれいに型が取れます。
よく練った粘土をくぼんだ側に置き、おおよその大きさになるまで押し付けて広げておきます。
反対側の型には、ベビーオイルを1滴垂らしておきます

こうすることで、型を粘土から外す際に、粘土が両方にくっついて変な形になるのを防ぐことができます。
ベビーオイルを塗った型を、粘土を乗せた型に重ねて、粘土を広げていきます。
様子を見ながら上から押したり、裏返して押したりして、粘土ができるだけ均等になるように形作ります
ここでいかに均等に出来るかで完成品のクオリティやこの後の作業の大変さも変わってきます。

しっかり均等に粘土を伸ばせたら、型を片方外します。
ベビーオイルをつけた側がツルンとはずれると思います。
ここで形が崩れたらやり直した方がいいかもです。
両方外そうとすると形が崩れるので、片方外した状態で乾かします。
粘土が乾いたら、ヤスリをかけて形を整えていきましょう。
#200~400くらいの紙やすりを3cm角くらいにカットして、少しカーブさせた状態で粘土をこするように形を作っていきます。

バリをしっかりとって、上から見てまんまるになるように、また、厚さもできるだけ均一になるように削っていきましょう。
おおよその形ができたら続いて、ウエットティッシュの出番です。
もっと細かい目のやすりで削っても良いのですが、石粉粘土は水を付けると柔らかくなるので、ウェットティッシュで優しくこするといい感じにツルツルになります。
全体が滑らかになるように優しくなでるように削っていきましょう。

型でついたストライプ模様があると思いますが、好みでこれを無くしてしまうのもアリです。
ウェットティッシュを使うと粘土はうっすら湿った状態になるので、色を付けたりニスを塗る前にしっかり乾かしましょう。
お皿を塗ったり模様を付けたりしましょう。
今回はトンカツで使用する真っ黒なお皿が欲しかったので黒で塗ります。
鉄砲串に両面テープを張って、お皿を裏返すように置いて固定します。
この状態で色を塗っていきましょう。
均一になるように、ムラの無いように二度塗りするとよいです。

石粉粘土は水に溶けるので、水分の多すぎる筆で何度もなぞると跡がつくので注意
片面を塗ったら乾くまで少し待ちます。
この間に絵の具が乾いてしまうと次が塗れないので、乾かないように軽くカバーをしておくとよいです。
お皿の絵の具が乾いたら、お皿をひっくり返してくっつけて再度塗りましょう。
模様を付けたいなら細い筆で頑張るか、転写シールを使うといいと思います。
この辺りのやり方についてはそのうちテクニックとして買いたいと思ってます。
仕上げにニス等を塗ってツヤツヤにしましょう。
いくつか方法があるのでちょっと紹介します。
①光沢ニスを塗る
一番ピカピカになりますが、ムラができやすい。安い。
②レジンを塗って硬化
サラサラになるようにレジンを温めて塗ると、比較的均一になりやすい。
硬化ライトがいるのが初心者にはネックかも。
仕上げ材があるとなお良し
③トップコート
スプレーなので、均一になるし、塗るのも楽
コストが一番高くなりがちなのと、ピカピカ度合いは一番少ないかも
(キャベツを乗せてみました)

型どりがうまくいけば後は結構簡単だと思います。
色んな料理を乗せてみてください!
それでは、またお会いしましょう!